災害対応研修用ゲーム災害対応を疑似体験できるオンラインボードゲームを開発しています。

道路啓開疑似体験ツール どっかん!!

「道路啓開疑似体験ツール どっかん!!」は、被災した道路ネットワーク上に救援ルートを確保する「道路啓開」を題材に、プレイを通じて災害時の組織間連携の重要性や課題を実感することを目的として、名古屋大学減災連携研究センターが開発したボードゲームです。(※1)

本ゲームは元来、対面でのワークショップ利用が前提でしたが、昨今オンラインによる研修が普及していることを受け、当社と名古屋大学で本ゲームのオンライン版を共同開発しています。

本ゲームは愛知県内の自治体職員向け研修でも活用され、当社社員もファシリテーターとして研修のサポートを行いました。この研修の効果は、「日本地震工学会・大会-2022」において発表されました。(※2)

(※1) 上園智美,新井伸夫,倉田和己,浦谷裕明,穴井英之,坂上寛之,丸田雅靖:社会基盤の災害時連携対応を考える啓発ツールの効果~道路啓開をテーマとして~,地域安全学会梗概集,No.43,pp.123-124,2018
(※2) 倉田和己,上園智美,井上真志,秋山慎也,鵜飼健太,新井伸夫:社会インフラの強靭化を目的とした組織間連携の演習 〜道路啓開を題材とした災害対応疑似体験オンラインツールの開発と試行〜,日本地震工学会・大会-2022

  • ゲーム画面例ゲーム画面例(※画像は開発中のものです)
  • ゲームを活用した研修の様子ゲームを活用した研修の様子